女性にとってヘアカラーはおしゃれをする上で欠かせない存在といっても過言ではありません。
ただし、せっかくヘアカラーをしても合わないシャンプーをすることによってカラーの持ちが悪くなるだけでなく髪の毛や地肌を傷めてしまうことに繋がります。
そこで今回は、ヘアカラーをしている人におすすめのシャンプーを紹介していきたいと思います。
シャンプー執事
ヘアカラーを長持ちさせたい人のシャンプー選びの3つのポイント!
ヘアカラーをすると少なからず髪の毛が傷んでしまうということは誰しもが理解しているでしょう。
しかし、実はシャンプーによっても髪の傷みが早くなる、ヘアカラーの落ちが早くなってしまうということを知っている人は以外にも少ないです。
では、どのようなシャンプーを選べば良いのかという点ですが、今回は3つのポイントに絞っています。
- アミノ酸系シャンプー
- 刺激性が低いものを選ぶ
- 保湿成分が豊富に含まれている
この3つのポイントを抑えることができれば、自然と頭皮・髪に優しいシャンプーを選ぶことができるのでヘアカラーをしても色落ちや傷みが軽減するようになるでしょう。
1. アミノ酸系シャンプー
シャンプーというのは現在3種類あり(詳しい種類に関しては後述します)、その中でもヘアカラーにおすすめなのはアミノ酸系のシャンプーです。
アミノ酸は体内を構成しているタンパク質の元になる物質なので髪や頭皮にも優しく洗浄力も穏やかになります。
市販されているシャンプーにはアミノ酸系シャンプーが少ないので、しっかりとした品質の良いシャンプーを選ぶ目を養う必要があります。
アミノ酸系のシャンプーは「ココイル系・ラウロイル系」が代表の成分なので覚えておくと良いでしょう。
2. 刺激性が低いものを選ぶ
シャンプーは洗浄することが目的となるため、自然と刺激性が高いものになってしまうので、できるだけ刺激性の低いシャンプーを選びたいところです。
では、どういった成分が刺激になってしまうのかという点ですが、先ほど紹介した洗浄成分と添加物が大きく影響します。
洗浄成分はアミノ酸系シャンプーを選べば低刺激で済みますが、添加物は配合されていないほうがおすすめです。
- 石油系界面活性剤
- ラウリン酸Na/DEA/DEA/MEA/TEA
- 合成着色料
- シリコン
- 合成防腐剤
- 合成香料
- 合成保存料
- 紫外線吸収剤
- 合成ポリマー
- カチオン界面活性剤
- 鉱物油
- 動物性油脂
- エタノール
- キレート剤
刺激となる添加物は以上の成分が代表的なので、できるだけ含まれていない刺激性の低いシャンプーを選ぶようにしてください。
3. 保湿成分が豊富に含まれている
ヘアカラーの薬剤というのは髪の毛に無理やり色を入れるものなので、頭皮や髪にダメージを与えてしまうことになります。
そうすると頭皮が乾燥しやすくなり、刺激に対して敏感になってしまうのでシャンプーにも頭皮を保護する成分が含まれている方がヘアカラーをする人にとっておすすめです。
その保護する成分というのが保湿成分で、ヒアルロン酸・リピジュア・コラーゲン・天然由来エキスなどが該当します。
保湿成分が豊富に含まれていることで、シャンプーの洗浄成分からも肌や髪を守ることができるので、ヘアカラーが長持ちしながら健康な頭皮環境を整えることもできるでしょう。
シャンプー執事
ヘアカラーしている人におすすめのシャンプーを比較!
ヘアカラーをしている人はどのようなシャンプーを選べば良いのか、3つのポイントを把握してもらえたかと思います。
当サイトでは比較のために品質と人気に定評のあるシャンプーを13種類ピックアップしているので、ヘアカラーをしている人に適しているのかどうかみていきましょう。
洗浄力 | 刺激性 | 保湿成分 | |
ハーブガーデン | 穏やか (アミノ酸系) |
低い | |
ラサーナ プレミオール | 穏やか (アミノ酸系) |
低い | |
haru kurokamiスカルプ シャンプー | 穏やか (アミノ酸系) |
低い | |
ルメント | 穏やか (アミノ酸系) |
普通 | |
クイーンズバスルーム | 穏やか (アミノ酸系) |
低い | |
アスロング オーガニックシャンプー | 強め (高級アルコール系) |
やや高い | |
わたしのきまり | 穏やか (アミノ酸系) |
普通 | |
守り髪 | 少し強め (アミノ酸系) |
やや高い | |
ボタニカル ベルタシャンプー | 穏やか (アミノ酸系) |
低い | |
ディアボーテ(ひまわり) | 穏やか (アミノ酸系) |
普通 | |
ボタニスト | 少し弱め (アミノ酸系) |
低い | |
TSUBAKI | 強め (高級アルコール系) |
やや高い | |
ビオリス | 強め (高級アルコール系) |
高い |
品質に定評があるということなので、ほとんどのシャンプーがヘアカラーにおすすめということがわかるかと思います。
ただし、高級アルコール系のシャンプーは洗浄力が強く刺激性も高くなってしまうためヘアカラーを長持ちさせるにはおすすめできません。
アミノ酸系で刺激性が低く、保湿成分があるシャンプーを選んでその中から選んでみると良いでしょう。
ヘアカラーを長持ちさせるのにおすすめのシャンプーランキング!
ヘアカラーにおすすめのシャンプーはどれかをてっとり早く知りたいのであれば、今から紹介するおすすめシャンプーランキングを参考にしてみてはいかがでしょうか。
先ほどの13種類の中からピックアップしているので品質には問題ありません。
どれがいいのか迷っているのであればぜひ検討してみてください。
ハーブガーデン
- アミノ酸+ボタニカル洗浄成分
- 無添加なので刺激性が低く安心
- 天然植物エキスが髪に潤いを与える
- オーガニックハーブウォーター厳選使用
- 東大博士号取得の博士と開発
厳選されたハーブと天然由来の植物エキスが髪と頭皮の保湿をキープしてくれます。
ラサーナ プレミオール
- 頭皮・髪に優しいアミノ酸系
- 海泥の力で低刺激に洗浄力をサポート
- 4種のオイルが髪を高保湿
- 7種のハーブエキスで皮脂・ニオイを予防
- 髪のリペア成分が高含有
4種のオイルと天然由来成分が髪の補修のサポートをしてくれるので、ヘアカラーで傷んだ髪にも効果的といえます。
ボタニカル ベルタシャンプー
- アミノ酸+酵素の力で髪を優しく洗い上げる
- 13の無添加を宣言
- 78種類の成分配合
- 髪の保湿・補修成分たっぷり配合
- 泡立ちも強く洗い上がりもさっぱり
成分数が多いことから髪の保湿・補修にはうってつけで、ヘアカラーの持続と傷んだ髪のリペアに有効的です。
ヘアカラーを長持ちさせるコツ!
ヘアカラーというのはどうしても期間が経つと落ちてしまうため、できるだけ長持ちさせられるのであれば長持ちさせたいですよね。
今回のテーマであるヘアカラーをしている人におすすめするシャンプー以外にも、ヘアカラーを長持ちさせるコツがいくつかあります。
- カラーをした日は1日髪を洗わない
- ヘアオイル・洗い流さないトリートメントを使用する
- 濡れた髪は放置せずにしっかりと乾かす
これらのコツを実践していけば、何も意識せずに生活をしているよりも格段にヘアカラーが長持ちすることでしょう。
では、それぞれのコツを詳しく解説していきます。
1. カラーをした日は1日髪を洗わない
カラーをした日に美容師さんから「今日1日は髪を洗わないでください」といわれたことがあると思います。
実はこれにはしっかりとした理由があり、カラーをした直後というのは髪に色が定着していないため、その状態でシャワーを浴びてしまうと色が抜けやすくなってしまいます。
そのため、カラーを定着するという意味も込めて美容師は1日髪を洗わないように声をかけているのです。
カラーをした日は髪に色を入れる作業だと考えて、できるのであれば24時間以上はシャワー浴びないようにしましょう。
2. ヘアオイル・洗い流さないトリートメントを使用する
髪の保湿をすることによってカラーの流出を防ぐことができるので、ヘアオイルや洗い流さないトリートメントを使うのはとても効果的です。
髪の毛が傷んでいる状態だと髪の色も抜けやすくスタイリングも決まりにくくなってしまうので、普段から保湿ケアを怠らないようにしましょう。
3. 濡れた髪は放置せずにしっかりと乾かす
髪が濡れている状態だと髪の毛の表面にあるキューティクルが開いてダメージを受けやすい状態になっています。
その状態で過ごしていると髪は摩擦によって傷みやすく、カラーも落ちやすく良いことはありません。
特に髪が長い女性の方は乾かすだけでも時間がかかってしまい、ついつい濡れたままで放置してしまいやすいです。
カラーを長持ちさせたいのであれば濡れたままで長時間放置せずしっかりと髪を乾かしてキューティクルを閉じてあげましょう。
ヘアカラーを長持ちさせたいときにシャンプーを選ぶ時のQ&A
シャンプー執事
ヘアカラーを長持ちさせるのに市販の安いシャンプーでおすすめのものは?
市販のシャンプーは刺激性が強く、頭皮や髪を傷める原因となります。コストと洗浄力を重視し高級アルコールシャンプーが多くなっているからです。
高級アルコールシャンプーを使うと、残念ながら髪を激しく痛めてしまうため、長持ちしにくくなってしまいます。
ただ、すべての市販シャンプーがNGというわけではありませんが、どうしても市販のシャンプーを選びたいという人は比較的安全なシャンプーを以下でピックアップしているので、参考にしてみてください。
ヘアカラーを長持ちさせたい男性・メンズはどんなシャンプーを選べばよい?
今回ご紹介した商品はメンズでも利用できます。ただ、メンズの場合は皮脂が女性よりも多いため、多少洗浄力が強くてもよいかもしれません。
ただし、洗浄力が高くなればなるほどヘアカラーの持ちは悪くなると思ったほうがよいでしょう。
男性といっても、女性とあまり変わらない選び方をする方がいいですね。以下の記事では男性向けにシャンプーの選び方も解説しています。
アッシュ、ブラウン、紫、ピンクなどのヘアカラーの色に合わせてシャンプーは変わる?おすすめは?
ヘアカラーの色によってシャンプーの選び方が特別に変わるということはありません。
ただ、ヘアカラーの仕方によって髪へのダメージは変わってきます。例えば、ブリーチなどの激しいダメージを伴うヘアカラーをしていればダメージを悪化させないように、補修成分が多めのシャンプーのほうがよいでしょう。
補修成分が多めのシャンプーとしては、ボタニカルシャンプーがおすすめです。
ヘアカラーした当日はシャンプーしないほうがよい?いつからならよいの?
ヘアカラーした当日は髪にダメージが強く残った状態なので、シャンプーをしないほうが無難です。特に洗浄力が強めのシャンプーを利用している方は注意が必要ですね。
当日はヘアカラー前後に美容室で髪を洗っていると思いますし、自分で髪を染める場合でもヘアカラーをさっと流す程度で済ますほうがよいでしょう。
ただ、翌日以降はシャンプーをしてよいですね。シャンプーをしないで頭皮にかゆみが出たりするより、きちんと清潔に保ったほうがよいでしょう。