美容室へ行くと、シャンプーなどのヘアケア商品を勧められることってありませんか?そんな美容室専用シャンプーのひとつが「ケラスターゼ」です。
とはいえ市販に比べると値段も高いですし、買うかどうか迷いますよね。
実際の中身はどんなもので、どのような人に向いているのでしょうか。
ケラスターゼの特徴、成分やシリーズについてご説明していきますね。
ケラスターゼとは?ブランドとシャンプーの特徴!
総合評価 | ★★★☆☆ |
匂い | ★★★☆☆ |
泡立ち | ★★★★★ |
髪・頭皮への優しさ | ★★☆☆☆ |
洗い心地 | ★★★★☆ |
洗いあがり | ★★★★☆ |
参考価格 | 5,000円~10,000円程度 |
シリーズ | ニュートリティブ、ディシプリン、レジスタンス:ダメージケア、リフレクション、ユイルスブリム、クロノロジスト、デンシフィック、オーラボタニカ、スペシフィック |
使用期限 | 開封後6か月 |
ケラスターゼとは、パリで誕生した美容室専用のヘアケアブランドです。
髪質や頭皮の状態は一人一人違っているのでそれぞれに対応できるものを、というコンセプトです。
そのためシリーズ数と商品数がとても多いです。
基本的には美容師さんが決めてくれますが、通販など自力で購入するときは少し苦労します。
1.シリーズ全体の傾向
洗浄力の強いラウレス硫酸Naを使用した、高級アルコールシャンプーが多めです。
もちろん選べば洗浄力がマイルドなアミノ酸シャンプーもあるので、界面活性剤の種類を確認する必要があります。
値段が高く基本的に美容室での取り扱いということもあって、配合されている成分は珍しいものも。
基本的には、ケラスターゼを取り扱っている美容室でのみ購入できますが、Amazonなどの通販でも最近は購入可能です。
2.価格帯
ボトル1本分である500mlあたりに換算すると、5,000円以上になります。
ドラッグストアで売っているシャンプーと比べると、美容院専用なので非常に高額です。
ケラスターゼがオススメな人・オススメじゃない人!
これらの特徴を踏まえて、どんな人におすすめなのか確認していきましょう。
おすすめ | おすすめしない |
・多くの種類から自分にぴったり合うシャンプーが欲しい ・プロの美容師さんと相談しながら決めたい ・市販にはない高級な美容成分を取り入れたい |
・安価なシャンプーを使いたい ・低刺激なシャンプーを使いたい ・コスパを重視する |
高価なうえに普通のドラッグストアでは扱っていませんが、種類がとても豊富で配合されている成分も高級なものが多いです。
自分の髪質や悩みにちょうど合うシャンプーがほしい場合にオススメです。
ケラスターゼのシャンプー成分解析!えっ危険な成分が?
ケラスターゼのシャンプーにはどんな成分が配合されているのか、ご説明します。
ケラスターゼ ニュートリティブの成分を確認しながら見ていきましょう。
1.界面活性剤
多くのシリーズで、洗浄力が強いラウレス硫酸Naが使われています。
高額なのに、値段の安い市販の高級アルコールシャンプーと同じ洗浄成分なのはちょっと残念に感じるかもしれませんね。
その他のシリーズも、サルコシン系のアミノ酸シャンプーだったりと、割と洗浄力は強めに設定されています。
洗浄力がマイルドなものが良いなら、成分表を見て「ラウレス硫酸Na」や「ラウロイルサルコシンNa」などがどれくらい配合されているか確認しましょう。
2.特徴的な成分
サロン専用商品で、一人一人異なる髪質に合わせるというコンセプトの通り、各シリーズごとに異なる髪に良い成分が配合されています。
高価な分、少し珍しい成分が配合されていることもあります。
ケラスターゼのシャンプーの種類は?シリーズ毎の特徴解説!
ケラスターゼのシャンプーはどんなシリーズに分かれているのでしょうか。
- ニュートリティブ :乾燥ケア
- ディシプリン:くせ毛・まとまりケア
- レジスタンス:ダメージケア
- リフレクション:カラーケア
- ユイルスブリム:プレミアムオイルケア
- クロノロジスト:スカルプケア
- デンシフィック:エイジングケア
- オーラボタニカ:オーガニックケア
- スペシフィック:頭皮の状態に合わせたスカルプケア
これらのシリーズごとに、乾燥肌や普通肌などに分けて数種類のシャンプーがあります。
具体的に解説していきますね。
1.ケラスターゼ ニュートリティブ
とても乾燥した髪から、乾燥しはじめた髪まで程度に合わせて選ぶことができます。
また、ケラスターゼ ニュートリティブの成分を詳しく解析した結果も当サイトでは行っているので確認してみてくださいね。
2.ケラスターゼ ディシプリン
くせ毛、扱いにくい髪でシャンプーが異なり、サラソウジュ種子脂やプロケラチン、セラミドなどそれぞれ異なる保湿・修復成分が配合されています。
3.ケラスターゼ レジスタンス
髪の弱り具合や状況に合わせて、3つのシャンプーから選べます。
セラミドやアミノ酸などの補修成分が配合されています。
4.ケラスターゼ リフレクション
ユズ果実エキスやライチー果皮エキスなどの、コンディショニング成分がいくつか配合されています。
5.ケラスターゼ ユイルスブリム
界面活性剤としてラウレス硫酸Naと酸性石鹸が使われ、オイルとしてシリコンが多く配合されているので、まるで洗浄力の強い普通のシャンプーのような作りです。
6.ケラスターゼ クロノロジスト
アビシンという、深海3000mに住む微生物から得られるエキスが頭皮を健やかにしてくれます。
スクラブ入りで、角質や汚れをしっかり取り除けるタイプもあります。
7.ケラスターゼ デンシフィック
ステモキシジンという頭皮を健やかに保つ成分の他に、ヒアルロン酸Naやセラミドが保湿と髪の補修に関わってくれます。
8.ケラスターゼ オーラボタニカ
96%自然由来成分で作られた、ラウレス硫酸Na不使用のアミノ酸シャンプーです。
9.ケラスターゼ スペシフィック
抜け毛や頭皮の状態、脂分・老廃物、フケやかゆみなどの悩みに合わせて選べます。
ケラスターゼの悪い口コミ!
では、実際にどんな口コミがあるのか見ていきましょう。
髪の毛がバサバサする
数回しか使ってないので、効果はあるのかどうか分からないが、
泡があんまり立たないので、洗いにくいです。感覚的に洗った後、髪の毛バサバサする、あんまりいい感じではないです。出典:Amazon
香水みたいな匂い
匂いが臭いです。
外国の香水みたいな香りで一回使って捨てました。
もっと良い香りにする努力をして欲しいですね。
買ってそんしました。出典:Amazon
香りが強い
洋風フローラルでモッタリとしたコクのある独特の香りです。
濃すぎると感じてしまい、寝るときにも香ってくるのがちょっとつらかったです…髪への効能は、髪量が多く湿気で膨らみ、うねった数本がピンとはねてしまう私の髪では特に感じませんでした。
美容室でオススメされ、こちらのレビューも良いので期待しましたが、残念です。。
出典:Amazon
ケラスターゼのよい口コミ!
続いてよい口コミがあるのか見ていきましょう。
髪のまとまりがよくなった
今までカラーを繰り返してパッサパサだった髪の毛。オイルをつけても、丁寧にシャンプー、トリートメントしてもダメでしたが、以前よりまとまりやすくなったと思います。今いろんなシャンプーを試しているところなのでリピートは考えていませんが、いいのがなければこれをまた使いたいと思います!
出典:Amazon
髪がサラサラになった
髪が柔らかく、サラサラツヤツヤになります。自分に合うシャンプーがやっと見つかって良かったです。
出典:Amazon
髪がまとまる
私の髪は量が多くてしっかりした毛質。
歳を重ねるごとになんだかまとまりにくくなってきて困っていました。
このシリーズで洗うと、翌朝の髪の落ち着きが違います。
髪がするんとまとまっている。
この金額出すならこの位の効果は欲しいので、私としてはまぁ満足ですね。
ケラスターゼはたくさんのシリーズがあるので迷いますが、今は満足です。出典:Amazon
ケラスターゼの口コミをまとめると!
色々な口コミを見てきましたが、内容をまとめてみましょう。
よい口コミ | 悪い口コミ |
・髪がサラサラになる ・まとまりの良い髪になる ・香りもよい |
・高い ・種類が多くて分からない ・匂いがきつい |
よい口コミとしては髪の質にあっていてサラサラになったり、まとまりがよくなったという意見が出ていました。一方で、悪い口コミとしては香りがきつい、高いといった意見もありましたね。
デメリットとして、種類が多かったり値段が高いという点もあるため、少し手が出しにくいというところがあります。髪質に合うかは個人差もあるため、値段を考慮するとすぐには手を出しにくいかもしれませんね。
ただ、髪質に合う人にはかなりフィットするシャンプーではあるので、気になる方は一度利用してみるのも一つの手でしょう。
一方で、ケラスターゼは高級シャンプーですが、洗浄成分が高級アルコールで出来ているため、洗浄力が高すぎて頭皮や髪を傷めるリスクもあります。
個人差のある部分ではあるものの、万人受けするシャンプーとは言えないため、少しでも不安があるなら安心安全に使えるシャンプーを選んだほうがいいかもしれません。
まとめ:ケラスターゼは一人一人の髪質に対応する美容室専用ブランド
ケラスターゼはドラッグストアで買うものではなく、美容師さんと相談しながら購入するものです。
値段も市販に比べれば高めですが、一人一人の髪質に合ったものを選べる種類の豊富さがメリットです。
珍しい成分が配合されているものもありますが、界面活性剤として皮脂を取りすぎるラウレス硫酸Naが使われたものが多いです。
乾燥が気になる人や肌が弱い人は、注意が必要ですね。